なぜ脱サラという選択肢は怖いのか?
理由は「未来が見通せないから」
起業する場合、未経験の分野で本当に収益を上げられるのか。
見えない未来への不安を減らすための最良の方法は「アウトプット」です。
いくら書籍等でインプットしても、得た知識をもとに実際に行動しなければ「知ったかぶり」と変わりません。
脱サラ前における最良のアウトプット方法、それが「副業」です。
今回は副業をオススメする理由と注意点、メリットについて解説します。
机上の空論を避けるための「副業」
脱サラを考えている方は起業する分野の市場調査やニーズの把握など情報を得たり、様々な方法で勉強するなどインプットに励んでいるでしょう。
この場合の市場調査は推測であり、勉強は生きたノウハウとして昇華していない段階です。
これらを脱サラ前に、起業に役立つ活きたものにする。
最良の方法が「副業」です。
収益化の見込みがあるか事前に副業することでニーズやシーズの把握ができ、自分の知識をより深めることが可能となります。
(実践、大事!)
起業後は早く収益を上げることが最優先
実際の市場調査は「脱サラ後にすれば良いのでは?」と考える方もいるかも知れません。
ですが、脱サラした途端に以下が重くのしかかります。
・貯金が日々減っていくプレッシャー
・一日も早く収益を上げなくてはいけないプレッシャー
のんびりと市場調査をする余裕など無く泥臭い営業活動等に奔走することになるでしょう。
だからこそ脱サラ前の副業は生活費を稼ぐプレッシャーが無いため、腰を据えて取り組むことができます。
稼ぐことが目的ではない ので、ムリして頑張りすぎなくても良いのです。
副業の目的はノウハウ・情報を得ること
副業の目的はあくまでも「市場調査とノウハウを得ること」です。
よって、誰かの下で働くよりも自分で小さく事業を立ち上げた方が勉強になります。
別に副業の稼ぎが月に数百~数千円でもいいんです。
この時の経験が起業後に大きな財産となって、脱サラ成功確率を上げてくれるのです。
「時間の切り売りによってお金を稼ぐ」
事業を営むのであれば、この考え方は捨てましょう。
副業をするメリット
ここで、脱サラ前の副業についてメリットを4つお伝えします。
メリット1:市場調査に集中できる
生活費を稼ぐための切羽詰まったもので無い ため、市場調査に集中できます。
もちろん本業でしっかり働きながらの副業は体力・精神的に大きく消耗するでしょう。
スキマ時間の利用や何かの時間を諦めることなど負担が大きい。
ですが、脱サラをしてしまうと「生活費を稼がないといけない」という大きなプレッシャーに晒されます。
それを踏まえると「脱サラ前の副業」は悪い選択肢でないと思えるのではないでしょうか。
メリット2:中断しやすい
あくまでも副業なので、中断したり辞めるのが比較的容易です。
誰かの下で勤めたら辞めるハードルも上がりますが、それでも生活費を稼ぐためのものでないので本業に比べたら辞める事も難しくないでしょう。
メリット3:複数やっても良い
複数の事業に取り組むことで自分の知見もより広がるでしょう。
本格的な起業であれば、リソースを分散させることによって全てが中途半端になってしまうリスクがあります。
ですが、あくまでも副業。
興味ある分野に複数挑戦することで、起業後に他の分野とシナジーが生まれやすくなるでしょう。
あくまでも脱サラ前の資金的に余裕があるからこそできる「複業」への挑戦です。
メリット4:貯金・自己投資に回すお金が増える
副業で多少なりとも収益が生まれれば、そのお金を自己投資や開業資金を貯める事に回せるでしょう。
お金を多く稼ぐことは選択肢を増やすこと。
必須ではありませんが、日々作業をするモチベーションを高めるために活用できます。
まとめ
日々の業務に追われる中での副業。
実際に取り組もうとすると、相当な覚悟と根気がいります。
ですが日々の生活の中に「やめてもいい余暇の時間」があると思うので、その時間を削ってみましょう。
脱サラという困難な道を成功させるためには「人一倍努力する時期」が必ずあります。
「夢を叶えるため、今が頑張りどき!」
そう心に刻み、日々がんばっていけば自分の可能性はどんどん広がっていくのです。
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