勤めている会社を辞め、自分のチカラで事業を立ち上げる「脱サラ」
安定を捨てて不安定な道に進むというリスクの高さから、実際に実行した方の割合は少ないと思われます。
「周りに経験した方がいないので、脱サラするとどうなるのかイメージが湧きづらい」
背景・環境・立場など人それぞれであるため、脱サラがどういう結果に繋がったのかはケースバイケース。
ただ、少なくとも私は【脱サラして正解だった】と確信しております。
脱サラに興味のある方にとっての<考えるキッカケ>となる内容についてお話します。
1. 勤め先の同僚に「脱サラ」経験者はいますか?
勤め先を辞めることで手に入るのが「自由」
失うのが「安定」
これは紛れもない真実です。
だからこそ脱サラを決意すると、上司・同僚などから
・脱サラなんて止めたほうがいい
・社会人なら会社に勤め続けるのが普通だ
・脱サラして10年後に生き残っている確率なんて10%以下
などのネガティブフレーズばかりを聞くことになります。
確かに一理ありますが、これらの言葉の背景にはある重要な要素が抜けています。
それは「発言者の経験から出た言葉ではない」ことです。
勤め先の中で 起業について議論をするのは無意味です。
1.自身の安定したサラリーマンとしての経験
2.自分の特性,性格,長所と短所
3.脱サラを成功させた個人事業主,フリーランス
これらを総合的に考えて判断することが必要です。
ただ3については、人によって状況は千差万別なので注意が必要です。
何も考えない勢いだけの脱サラは危険なので、要注意!
私も周りからのネガティブな声を聞いて不安になりましたが、その意見の多くが結果的に間違いであったと証明することができました。
2. 「失敗は成功の母」のマインドを持てるか
上から指示を受けて仕事をするサラリーマンとは違い、起業をすると全て自分で判断することになります。
自分で全てを決めるうえでのストレスは何か
・何が正解か分からない
・失敗しても他の誰かのせいにできない
ミスが発生した場合、他責ではなく自責で動くしかありません。
そのストレスを補うために
・下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるマインド
・失敗から多くの気づきを得られるマインド
を持つことができれば、自分で決定するストレスは大幅に軽減されます。
脱サラする上で最大のストレスである
「成功できるか分からない」
これを経験を得るチャンスと捉えられれば、脱サラを後悔する確率はグッと下がります。
まとめ:苦しい時でも脱サラを後悔しなかった理由
私が2014年に脱サラして以降、何度も危機が訪れました。
しかし、どんなに苦しい時でも脱サラを後悔したことはありませんでした。
その理由は以下の通り。
・自分の好きな事で生きているという喜び
・やりたくない事をするというストレスがない
人生の価値はお金だけではない事を、起業してから知ることができました。
一度きりの自分の人生、自分のやりたい事ができるのであれば貧乏でも幸せ。
綺麗事かもしれないけど、脱サラ後に自然とこの気持ちが湧き上がってきたのは嬉しい誤算でした。
人生において一生かかっても解けない問題である
「自分は何のために生まれてきたのか」
この問いについて、たまにはゆっくり考えてみる時間を取るのも悪くありませんよ。
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