2014年1月をもって大企業を脱サラしてフリーランスになった私ですが、正直に言います!
この先ちゃんと食っていけるか、かなり心配でした(笑)
むしろ不安を感じない方がいたら、一度ぜひお会いして勉強させて頂きたいくらいです…
おそらく脱サラをした多くの方を襲うであろう、この不安と私がどう戦ったのかお話しします。
不安の原因を探る
脱サラした方を不安が襲う最大の理由は「お金」です。
それを大きく分けると原因は2つ。
・退職にあたり用意した貯金がいつまでもつか
・本当に稼げるようになるのか
まずは漠然と不安になるのではなく、それぞれについて分けることで
「具体的にどういった部分で不安になっているのか」
を洗い出すことができます。
自分の資本(貯金)がいつまでもつ?
確認するステップは2つ。 1.毎月の固定費について項目を詳細に書き出す 2.向こう1~2年の間に想定されるイレギュラーな出費を書き出す
これらを月毎にまとめて貯金額を月毎に引いていけば、貯金があとどのくらいの期間で枯渇するか分かります。
この際、収入が一切入ってこないという最悪のパターンで想定するのが不安を軽減させるコツです。
固定費について、水道光熱費のように変動する項目については少し多めに想定しましょう。
一番厄介なのがイレギュラーな出費です。
あくまでも「最悪を想定した貯金枯渇時期まとめ」なので、予備費のような形で枠取りしても良いでしょう。
毎年発生する自動車税等についても抜けの無いようにリストアップすることを忘れずに。
ちなみに私は半年で枯渇するという結果になりました(笑)
本当に稼げるようになるのか?
脱サラして自分で事業を立ち上げた場合、収入を得られるようになるのには時間がかかります。
いくら脱サラ前に準備をしていたとしても、仕事を辞めて初めて動けるようになる事も多いため最もストレスを抱える部分だと思います。
だからこそ、そのストレス・不安を原動力に
「あらゆる可能性を求めて、営業・企画・立案など精力的に動く」
ことが大切です。
がむしゃらに動けば不安を感じている余裕などありませんし、少しでも結果が出ればメンタル的に安心を得ることにも繋がります。
起業された方の多くが口を揃えて仰っているのは、「起業して数年は一切休むヒマがない」です。
私も例にもれず、休みなく動き回りました。
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まとめ:抱えた不安さえ味方にできれば強い
人が潜在的に持っている性質として「現状維持バイアス」というものがあります。
本来、人は現在の状態を維持しようという方向に動きたいもの。
だからこそ 脱サラ という状態は大きなストレスがかかります。
その不安をうまく制御し、ほどよいプレッシャーを自分に与えることにより最大のパフォーマンスを発揮できます。
(これについては人前で何千回もパフォーマンスをしている私の肌感覚としても間違いないです)
ある程度軌道に乗って収入が安定してくると、人はサボりたくなるものです。
「ほどよいストレス・プレッシャーはお友達」
この感覚を持てれば最強です。
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