昨今、ワークライフバランス という言葉がよく聞かれるようになりました。
(ブラック企業についての話については今回触れません)
サラリーマンであれば労働基準法により過酷な残業は制限されていますが、個人事業主にその制限はありません。
時には取引先から無茶な納期を設定されてハードな業務に取り組む方もいらっしゃるかも…
この問題、マイナーな業界で起業すれば解決するかも知れません。
その理由について解説します。
1. ニーズを満たせる事業者が少なければ融通がきく
本来、発注側と受注側は対等な関係であるべきです。
ところが現実には、お金を支払う発注者側が立場的に強くなりがちです。
「自分が依頼をしてあげている」という考え方になってしまうと、無茶な注文をつけるようになる傾向があります。
この問題の根底にあるのは
「発注側からみれば代わりはいくらでもいる」
という供給が十分にあるという状態です。
もしマイナーな業界であれば供給が少ない分、受注側の立場が守られやすくなります。
・発注側「専門的なノウハウを提供してくれて感謝」
・受注側「仕事を頂けて幸せ、ありがとうございます」
お互いが感謝の気持ちをもてれば、ステキなことですね。
2. 目指せ、単価アップ!
同じ仕事をしていても、業者によって単価が違うことがあります。
同業者と比べて「+α」の価値を提供できれば、仕事の単価を上げることも可能です。
そのためには「需要過多」の状態になることが望ましいです。
受注側が仕事を選べるような状態になれば、単価アップの設定や交渉がしやすくなります。
単価を上げることができれば、短時間で多くの収益をあげることができます。
そうなれば「ゆとりのある生活」も夢じゃありません。
3. 「必要最低限の稼ぎ」なら時間的余裕が生まれる
単価アップに加えて、「必要最低限の稼ぎを得る」というスタンスで仕事をする。
これができれば、自由な時間をより確保しやすくなります。
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時間は全員にとって貴重な資産であり、日々少しずつ目減りし続けます。
だからこそ人生の大切な時間を自分が納得することに使いたいですね。
4. スケジュール調整により自由時間を増やす
発注者側にスケジュール調整のお願いが通りやすいのもマイナーな業界のメリットです。
せっかく自分に依頼してくれたからとムリして全部受けていると、過労で倒れかねません。
時には勇気をもって「依頼をお断りする勇気」をもってみましょう。
もちろん最大級の礼節をもって丁寧に…
自分でスケジュール調整できるのもフリーランス・個人事業主のメリットです。
まとめ:希少なノウハウを持てば自由が増える
「マイナーな業界 + 希少なノウハウ」
これら2つが合わされば、時間にゆとりのあるフリーランスも目指せます。
もちろん、起業して働くことが趣味レベルで楽しいという方は全力で働くべきです。
最も大切なポイントは 「決定権が自分の中にあること」
マイナー業界にはそれを叶える可能性があります。
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