ライバルの少ないエリアでの「戦い方とメリット」について

経験から学んだこと
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起業する上でのエリア選定で
「同業者が少なく、需要掘り起こしがされていない場所」
を選んだ私ですが、こういうエリアを選んだ場合

【業界の最新情報が入ってこない】
という問題があります。

ですが、このデメリットを補えるほどのメリットが業界未発展のエリアにはあるのです。
そのメリットについて解説します。

同業者が少ないエリアの問題点

「同業者が少ない = 成長の機会が少ない」
この状態は正直楽ですが、お客様の目が肥えていないという事実に甘えているだけ。

自分の提供しようとしているサービスについてライバルがいれば、競争が起こります。

・商品の品質
・価格
・付加価値

これらについて切磋琢磨しあうことで自然と業界全体のレベルが上がり、それをお客様に還元することで業界へのニーズが高まるという好循環が生まれるのです。

一定数以上のプレイヤーがいて初めて業界は大きく発展し始めるという当たり前のプロセス。
これが起こりにくい事は深く理解しておく必要があります。

一番恐ろしいのは、同業者が少ないとこの事実に気付きにくく閉鎖的になるということ。
人には現状維持バイアスがあるため、この状況になれば抜け出すことは簡単ではありません。
もし発展している都市部から同業者がやってきた場合、あっさりと勢力図を塗り替えられてしまうリスクがあるということを認識しておくべきでしょう。

私は外を見るためであれば、たとえ大きくコストがかかっても視察に行くことをためらわない。
この方針を必ず守っていました。
ローリスク・ハイリターンであるため積極的に直接外の世界を見に行きましょう!

発展しているエリアを見れば、未来が見える

業界のレベルが上がっていないエリアにもメリットはあります。
それは
「発展しているエリアをみることで、そのエリアの未来図が鮮明に見える」

未来の姿をみることは困難であるハズなのに、外に目を向けるだけで自分のいるエリアがどういう道を辿っていくのか分かります。
発展しているエリアの標準レベルの取り組みを持ち帰ってくるだけで「最先端のことをやっている人」という認知をされます。

・ローカルメディアに取り上げてもらいやすい
・営業をする上での強みになる
・リピーター獲得に繋がる

などのメリットを享受できるので、魅力的な施策だと思いませんか?

一見するとデメリットでしかない「未発展のエリアでの活動」
視点を変えると突破口が見えてくるかも知れません。

結論:井の中の蛙にならないことが重要

日本人は横並び意識の強い人種 だということは多くの方が感じていることだと思います。
周りを見て

「自分と同じレベルだから大丈夫」
「この人は自分よりずっとレベルの低いことをしているから安心した」

という感覚になりがちです。

ところが起業して成功しようと思うのなら、これらの感覚は捨てるべき です。
「脱サラの成功率が低いという事実があるなら、並の方法で挑んでも成功しない」
このマインドを持っておくことは脱サラをする上での最低条件のひとつです。

業界未発展のエリアでも戦い方があること、多くの方に知っていただければ幸いです。
一見すると地味な場所にこそチャンスのタネは落ちているかも知れないのですから…

管理人の自己紹介
<管理人プロフィール> 出身:鹿児島県鹿屋市,拠点:宮崎県宮崎市 某大手企業を6年で退職、プロ大道芸人として2014年から活動してます。 脱サラした経験から得た知識・ノウハウを日々ブログで発信しております。

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