本日より「脱サラの方法・注意点」について詳しく解説していきます!
私は6年間勤めた大企業を脱サラし、パフォーマー文化が全く根付いていなかった宮崎県で
「プロ大道芸人」
として8年間活動しております。
大企業勤務6年・フリーランス8年の経験を基に、脱サラの方法と注意点について 20回以上に分けて細かく解説していきます。
※プロフィール
第一回の今回は「個人事業主・フリーランスのメリット・デメリット」について解説します。
メリット
・決定権は全て自分の手の中にある ・出した成果がそのまま収入に反映される ・収入の上限が無い ・時間や場所を自由に選んで仕事ができる ・嫌いな人と仕事をしない選択ができる ・フレキシブルな休暇の取り方ができる ・サラリーマンより節税の幅が広がる
個人事業主・フリーランスは、1から10まで全てにおいて選択・決定する権利・義務を持ちます。
(人によってメリットにもデメリットにもなります)
サラリーマンとしての業務の中で「上司に対するストレスが大きい」のであれば、このストレスは一切無くなります。
収入の上限が無いのもモチベーションが上がりますよね。
会社に勤めている場合、大きな収益を上げても給料アップにはほとんど繋がりませんが、成果を上げれば上げるほど収入は青天井。
自分の頑張りが成果に直接つながります。
時間や休みも自分の裁量で好きなように決めることができます。
(あくまでも取引先の納期を守るという前提ですが)
「旅行に行きたいけど、なかなか休みが取れない」こんな悩みも解消!
その気になれば長めの旅行に行くのも思いのまま。
私は旅行が趣味なので、年に何回も気の向くまま長旅を楽しんでます。
デメリット
・自分で全て決めないといけない
・収入が安定しない(成果を上げないと収入が入らない)
・病気やケガで働けない間は無収入となる
・福利厚生・雇用保険がないこと
・生活リズムが乱れやすい
・社会的信用度が低い(融資を受けにくい等)
「毎月決まった収入を安定して得たい」ことが優先順位の上位にある方にとって、脱サラは最も苦しい道となります。
安定を求める方は、絶対に脱サラしないでください。「THE 不安定な人生」のスタートラインだからです。
病気やケガをした場合の収入保障は一切ありませんし、福利厚生・雇用保険がないため脱サラ失敗した場合のリカバリーが難しくなります。
不安定であることを楽しめるくらいのメンタルの強さ が必要です。
「あ~、今月の支払いがヤバいぞ~… どうしよう(笑)」
くらいの気楽さも時には必要だと思います。
自分で全ての事に関して決定権を持ちますが、同時に責任を伴います。
判断ミスした場合、全て自分自身に責任が乗りかかります。
自由には責任が伴う、これはビジネスにおいても同じなのです。
たまに困る事ことでいうと「社会的信用度が低い」
マイホームや車を買おうとした場合のローンが通りにくくなります。
なぜなら、いくら現在の収入が高かったとしても長期間継続する保証がない からです。
(融資をする側はリスクを伴うので、当然のことですが…)
案外見落とされがちなのは、生活リズムが乱れること。
勤務時間が決まっているという縛りは、私生活の生活リズムを整える役割もあるんだと脱サラして気づきました。
まとめ:脱サラして感じたこと
「誰かに指示されるのが好きじゃない」そういう方が脱サラを成功させると、本当に幸せです。
上司の承認印をもらうために何度も書類修正をする必要がなく、自分の信じたプランを実行する上での障害が一切なくなる。
サラリーマン時代に抱えていたストレスの大きさを、改めて感じるのです。
ですが、「人生における優先度」は人それぞれ。
脱サラをしたことで失った「安定」は簡単には得られない貴重なものであったと痛感しています。
「どうやって脱サラするか」について考える前に、まずは自分にとっての優先順位について整理しましょう。
その上で脱サラという結論に至ったなら、勢いで辞める前にしっかり準備を進めていきましょう。
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