サラリーマンである以上、上司からの指示に従うことが基本です。
それが好きなことであれば充実した人生となるのですが、そうでない方の方が圧倒的に多いと思います。
少なくともこのブログにたどり着いたアナタは間違いなく後者でしょう。
そしてこう思うはずです。
「好きな事を自分の判断で好きなように仕事ができたらなぁ~」
<「好き」を仕事にすること>
魅力的な響きですが、メリット・デメリットがあることは知っておくべきです。
早速、解説させて頂きます。
「好き」を仕事にするメリット・デメリット
メリット
1. 人生の大半が「楽しくてたまらない時間」になる
人生において最も多くの時間を費やすものである「仕事」
好きなことを仕事にできれば、毎日が楽しくて充実するでしょう。
2. 成長速度が上がる
好きなことであれば、勉強するのも苦じゃないので成長速度が高まります。
「好きこそものの上手なれ」間違いありません。
3. ストレスがたまりにくい
やりたくない事をやっているとストレスたまりますよね・・・
ですが、好きなことであれば楽しくて「あっ」という間に時間が過ぎます。
仕事なのでツラいことが無いとは言いませんが、そのツラさにも耐えられます。
4. モチベーション高く取り組める
稼ぐことだけをモチベーションの源泉にするのはムリがありますよね。
「家族を養うため」とても美しいモチベーションですが、同時に「自分の人生の充実」にも取り組みたいと思っているはず。
好きなことを仕事にできれば、それ自体がモチベーションの源泉となり得ます。
デメリット
1. 仕事にすることで「嫌いになる」リスクがある
「好き」にもそれぞれ理由があります。
仕事にする以上、その理由より「お金を稼ぐこと」を最優先にする必要があります。
お客様のニーズに対応する事を第一とする過程の中で、モチベーションが低下する可能性は十分にあります。
2. 時にはこだわりを捨てる必要がある
仕事にする以上、好きなことをする上での「自身のこだわり」を捨てる瞬間が必ず来ます。
<例:大道芸人の場合>
「ジャグリングのマニアックな技を披露したい」と思っていても一般のお客様には伝わらない。「分かりやすさ」を最優先にすべき。
好きな事へのこだわりが強いがために仕事をあまり取れない同業者をたくさん見てきました。
好きなことにこだわるのは、その分野をより深い世界へいざないます。
それがその分野の発展に繋がるのは間違いありません。
ですが、仕事にするための研究とはベクトルが違うことを理解しておきましょう。
どのくらい「好き」なのか自分に問い続けよ
つまるところ、好きなことを仕事にできるかどうかは
「その分野をどれだけ深く愛しているのか」が大切です。
デメリットを知ったうえで、それでも「好き」を仕事にしようと心から思えるのであれば
大丈夫である可能性 大 です。
決断する前に、まずは自問自答し続けましょう。
「好き」と「現実逃避」を混同するな
日々の仕事がツラすぎて、好きな事を仕事にして自由に生きたくなる気持ちになる事もあるでしょう。
この状態での脱サラ検討は非常に危険です。
なぜなら、「心からやりたい事」ではなく、ただの「現実逃避」である可能性があるからです。
現実逃避での脱サラの場合、退職後に気持ちが冷めてモチベーション維持が困難になる可能性があります。
好きなことでの脱サラ検討は、仕事で追い込まれていないタイミングでじっくり検討すべきです。
感情に引っ張られず、あくまでも合理的に考えるようにしてください。
副業することが一つの判断材料となる
「本当に好きな事を仕事にしていいか分からない」
こういう方は副業をすることでヒントを得られるでしょう。
実際に「好きなことを仕事として」経験することで、かなり考えが整理できるでしょう。
注意すべきなのは、
「副業するだけでは分からない、好きなことを仕事にする上での障害もある」
副業をすることで全て分かった気になって判断するのも危険なので、あくまでも 参考にするだけ にしましょう。
まとめ:「好き」を仕事にできれば人生が充実する
「好き」という気持ちは感情からくるものであるため、合理的判断が難しいのも仕方ありません。
ですが、時間をかけて思考することを止めなければ正しい判断ができる確率は上がるでしょう。
しっかり自分を内観して、点ではなく線で自分の感情に向き合いましょう。
他人に相談したくなるところではありますが、自分のことを一番よく理解できるのは自分自身です。
判断においては、デメリットについてもしっかり理解しておきましょう。
感情・メリット・デメリットから多角的に考え続ける。
いずれ自ずと答えは出るので、焦らずにいきましょう。。。
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