事業環境変化への対応は「中長期工程表」「人財育成」が重要

経験から学んだこと
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2008年 リーマン・ショック
2010年 口蹄疫
2011年 東日本大震災
2016年 熊本地震
2020年 コロナショック

疫病や災害・経済危機など様々なことが原因で、これまで当たり前だと思っていた日常が一瞬で様変わりするのを人類は何度も経験してきました。
そのたびに価値観やビジネス環境が大きく変わりました。
私も2014年の脱サラ後も、これらに苦しめられました。

このような変化スピードの早い時代において、最も大事なことについてまとめました。

事業環境は常に変化し続ける

世の中の変化スピードは年々早くなり、数年で状況が変わります。
その変化は「少しずつ」起こるため、気付いた時には手遅れ。

懇意にしていた取引先も人事異動によりイチから関係構築しなおし、なんて事は割とよくあります。
リスク分散で取引先が複数作っても、時代が進むことによる価値観の変化についていけなければ生き残ることは困難です。

時代の変化を先取りして事前に準備する。
「未来のことなんて読めるわけがない」
確かに100%当てることは難しいのですが、訓練することで 予測 は立てられます。

中長期の工程表作成は重要

未来を予測するうえで最も大事なことは何か?
「中長期の事業計画」です。

私がやっている方法は

・長期工程表(10年スパン)
・中期工程表(1年スパン)
・短期工程表(1ヶ月スパン)

3種類を作成するものです。

1. 長期工程表

まずは10年スパンでの長期工程表ですが、「10年経った時点でのなりたい自分の姿」から現在の時点まで逆算して工程表に必要な作業を項目ごとにプロットしていきます。
10年先の事なので、あくまでも予想ではありますが「特にイレギュラーなことが起こらなかった最良パターン」の工程表が作成できるはずです。

2. 中期工程表

次に、1年スパンでの中期工程表の作成に移ります。
長期工程表を基に、向こう一年間やるべきことを同じく項目ごとにプロット。

3. 短期工程表

同様に1ヶ月スパンでの短期工程表を作成します。

一通り作成していくと、向こう10年間でやるべきことが整理できます。
イレギュラーな事が起こったら、その度に中長期工程表に手直しを加えていけば
「時代の変化に取り残される」リスクはかなり低減されます。

人財育成には時間がかかる

時代の変化についていくために、最も準備に時間がかかる分野の一つは 人財育成 です。
原因としては

・人間は感情の生き物である
・人それぞれに人生がある
・専門職のノウハウを吸収するまで時間がかかる

これらの理由から、人材育成に関しては 早め・長め の計画立案が大切です。
私は脱サラした2014年から中長期の人財育成計画をスタートしていました。
育てた人財が最近やっとひとり立ちしたので、計画立案から実に8年!

かなり時間がかかりました(笑)
人を育てるために一番大事なコツは「忍耐」です。

まとめ

自分が中長期スパンでやるべきことを整理し、時代の変化に対応するためのツール「中長期工程表」
人財育成を計画的かつ早めにおこなうスピード感。

これらを大切にしていれば、変化の速い時代を乗り越えていけるのではないでしょうか。

管理人の自己紹介
<管理人プロフィール> 出身:鹿児島県鹿屋市,拠点:宮崎県宮崎市 某大手企業を6年で退職、プロ大道芸人として2014年から活動してます。 脱サラした経験から得た知識・ノウハウを日々ブログで発信しております。

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