マイナーな業界を見出したとしても、中長期的に生き残り続けれられるか分からない。。。
その心配、ごもっともです。
高い技術力を持っていればベストですが、ニーズのある分野の技術でトップクラスになるためには
・多くの努力
・生まれ持った才能・適性
・運
これらが必要となり、それだけでハードな道のりとなります。
だからこそ、より簡単な方法
<複数の強みを組み合わせてオンリーワンを目指す>
これが最もオススメです。
今回は
・強みを複数組み合わせるメリット
・強みを見出す方法
について解説します。
強みを複数組み合わせるメリット
1. 「強み」を複数組み合わせれば先行者利益を得られる
人にはそれぞれ個性・適性があるため、ライバルに特定の一分野をマネされることがあるかも知れません。
しかし、複数の分野をマネしようとすると相当な労力が必要となります。
仮にこちらが持っている複数の強みを全てマネされたとしても、それまでに多くの時間を割くことになります。
そのあいだに多くの事に取り組める分、他を圧倒することが可能。
先にシェアを獲得することで先行者利益を得ることができれば、後発のライバルはシェアの取り崩しに何倍もの労力がかかります。
2. 「強み」どうしが近い場合、シナジーを生み出しやすい
自身のもつ「強み」が複数あり、それが比較的近い分野であればシナジーを生み出すようなアイデアは生み出しやすいでしょう。
ライバルと戦う中で、他者がもっていない別ジャンルの技術を応用させる。
これが大きなアドバンテージをもたらします。
お客様から、他業者では提供できない「痒い所に手が届く」という評価をもらえれば最高ですね。
3. 「強み」どうしが遠い場合、新しい事業領域を生み出せる
「強み」がそれぞれ遠い領域であれば、シナジーを生み出しにくいかもしれません。
ですが、この場合でもメリットを生み出せます。
そのメリットとは「お客様が依頼する窓口を減らせる」ことです。
仕事を業者さんに依頼する場合、複数の相手とやり取りするより一つの業者にお願いできた方が労力を減らせます。
「ここの業者に任せると打ち合わせや連絡の手間が減らせてラクだわ~」
こう思ってもらえれば、それだけで ライバルとの差別化 が図れます。
強みを見出す方法
1. 「強み」を増やすため、様々なジャンルと触れ合おう
人は自分のいる領域の外に関して知る機会が少なくなりがちです。
だからこそ、自分の知らない分野について勉強する機会があれば
「自分には関係ないや」
という感覚を捨て、積極的に学びましょう。
たとえすぐに使えるようなものでなくても、数年~数十年後に何かの役に立つかもしれません。
多くのジャンルを知ることができれば、より深いアイデアが浮かびやすくなります。
2. なるべく多くの「強み」を書き出そう
「自分の強みを教えてください」
この質問にすぐ返答ができなかったアナタは、自分の強みを紙に思いつく限り書き出してみましょう。
明らかな強みから「これって強みになる?」みたいなビミョーなものまで全て書き出してみます。
これらをグルーピングして並び替えてみると、<今後自分が強化すべき項目> が見えてくるでしょう。
ただ漠然と道を進むより、目標を明確にして取り組んだ方が成長速度は大きく伸びます。
3. 「強み」が平凡なものでも、組み合わせれば非凡に
「自分には人と比べてたいした強みがない」
そう思っている方もいるかも知れません。
ですが、一つ一つは小さなものでも組み合わせによって変貌を遂げる技術があるかもしれません。
大事なのは、顧客からの客観的な視点を取り入れた<自己分析>です。
ちょっとした強みでも、複数組み合わせればお客様にインパクトを与えることができます。
強みがないと自覚しているのであれば、人一倍考え続けましょう。
きっと突破口がみえてきます。
まとめ
<複数の強みを組み合わせてオンリーワンを目指す>
この戦略が起業・脱サラに対する不安を大きく減らしてくれます。
自分の進みたい道に他ジャンルのノウハウを取り入れることができれば、大きな自信を得られます。
これらのアイデア出しについては脱サラ前に検討することができます。
オンリーワンかつお客様に響く技術。
起業前からじっくり考え抜き、ぜひ脱サラを成功させてくださいね。
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