【反対する家族を説得する】脱サラを家族に了承してもらう方法

脱サラの方法・注意点
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脱サラを実行する上で、最も大きな障害となり得るのが「家族からの反対」です。

前提として絶対に忘れちゃいけないのは
「配偶者は<安定したサラリーマン>と結婚する事を決めた」
ことです。

脱サラという「結婚生活の前提条件変更」

家族の承認を得るために
・知っておくべき事実
・家族を説得する方法
について解説します。

家族からの理解を阻む3つのバイアス

人間には本能的に備わっているバイアス(偏見)がいくつかあります。
人類が長い歴史を生き抜く中で得たものであり、これらのバイアスに打ち勝つには相当の努力が必要です。

1. 現状維持バイアス

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【解説5項目】脱サラの相談はサラリーマンにすべきではない理由
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(同僚から脱サラを反対される理由についても解説してます)

自分にとって大切な家族。
家族にとって最もリスク低く得られる幸せは「現状維持」です。

多くの人にとって「心の拠り所」「帰る場所」である家庭。
日々の仕事・休暇・友人,恋人関係などの出来事を充実させる上でも、「家族の平和」は大切な基盤です。
人生の根幹を危険に晒すリスクを負う事、家族に拒否されたとしても不思議ではありません。

2. 確証バイアス

<確証バイアス>
自分にとって都合のいい考え・仮説を正当化する情報ばかりを集めるバイアスのこと。
相手の異なる意見について、無意識に排除する傾向があります。

自分の配偶者が「安定を最も大切にするタイプ」であれば、脱サラというリスクの高い選択肢は排除しようとしてしまうのです。

3. 多数派同調バイアス

<多数派同調バイアス>
周りの大多数の人と同じ行動をとることが安心・安全であると判断するバイアス。
たとえそれが自分の考えと違っていても、大多数の人の考えに従ってしまう傾向があります。

脱サラで結果を残そうと思うのであれば、このバイアスから抜け出す事は必須です。
他人と違うことをするから事業は成功するからです。
(あくまでも ”効果的な ”手法をとった場合のみですが)

このバイアスに打ち勝つ努力を
「脱サラをポジティブに思っていない配偶者」

にやってもらうことは困難です。

自分の興味と家族の興味が一致するとは限らない

前提として
「家族といえども、人にはそれぞれ個性がある」
この事実を尊重する必要があります。

むしろ相手と興味・やりたい事が一致する方が稀です。
いくら家族の幸せを考えた脱サラだとしても、それが相手にとって必要な事であるとは限りません。

間違っても相手が理解してくれないからと逆ギレするのは止めましょう。
キレてしまったら最後、二度と脱サラについて話をする機会は失われるでしょう。

熱のこもった説得がうまくいかない理由

いかに自分の考えた「脱サラ計画」が練りに練られた素晴らしいプランだったとしても、相手にとって魅力的とは限りません。
確証バイアスがあるために、相手が否定的な立場をとっていれば熱のこもったプレゼンも無意味となります。

家族の理解を得るために最初に考えるべきことは「よりよい説得方法の検討」ではなく「配偶者の考え方へのリスペクト」です。

家族に内緒で始める→信用を失う

「配偶者から理解を得られないのであれば、内緒で脱サラ実行しちゃえ!」
こう考える方もいらっしゃるかも知れませんが、それは止めた方がいいです。

なぜなら、家庭を持っている方にとっての「脱サラ」には家族みんなの更なる幸せも含まれているからです。
相談ナシで脱サラを実行したために家族からの信頼を失う。
正に本末転倒です。

家族の理解を得るための方法

1. 時間がかかる事を覚悟すること

「現状維持バイアス」「確証バイアス」「多数派同調バイアス」がある以上、家族の意見を変える事は困難なことである。
この事実をまずは受け止め、長期戦で臨む覚悟 をしましょう。

・家族への理解を得る活動
・脱サラ計画のブラッシュアップ

これら2つを同時進行すれば、いいのです。
説得に時間がかかった分、綿密な脱サラ計画になったのであれば成功確率も上がるし悪い事は無いでしょう。

2. 信頼貯金を貯めること

「信頼貯金」という言葉があります。
目に見えない貯金口座で、自分と相手との間で貯まっていく「信頼」の蓄積量です。
相手からの信頼が高まれば高まるほど、多少のワガママを聞いてもらいやすくなります。

信頼口座を貯めるにはどうすればいいか?
「仕事で取引先の信頼を得る方法と同じ」と考えてもらえばいいです。

・約束を確実に守る
・納期厳守(できるだけ最速で)
・相手の期待を超える働きをする
・常にポジティブな考えで相手に良い印象を与える

これらを家族に対して守り続けていれば、少しずつ家族からの信頼が強まります。
サラリーマンとして日々取引先と渡り歩いているアナタであれば、そのノウハウを家族にも適用するだけです。

3. 家族の要望を叶えること

心理学において「返報性の原理」というものがあります。
受けた恩については相手に返したいと思う、多くの方が持っている当たり前の感情です。

脱サラというお願いを聞いてもらうためには、同等かそれ以上に相手の願いを叶えるべきです。
家族とはいえ、一人一人に別の夢があります。
その声に耳を傾け続け、手伝っていくことができれば相手の気持ちも少しずつ変わっていくでしょう。

自分の脱サラプランが良いと信じるものであればあるほど、相手に押し付けがちになりがちです。
常に謙虚に、家族を思いやる。
この当たり前のことを続けていけば、いつか道は拓けるでしょう。

まとめ

自分のやりたいプランについて、家族から反対を受けて中断させられる。
このストレスがいかに大きいか、よく分かります。

ですが、リスクの許容度は人それぞれ。
家族であるからこそ、その気持ちを理解して尊重する。

理想論かも知れませんが、その理想を求めて踏ん張りましょう。
自分の夢の実現のためには家族の協力が不可欠。
焦らず一歩一歩、着実に進んでいきましょう。

管理人の自己紹介
<管理人プロフィール> 出身:鹿児島県鹿屋市,拠点:宮崎県宮崎市 某大手企業を6年で退職、プロ大道芸人として2014年から活動してます。 脱サラした経験から得た知識・ノウハウを日々ブログで発信しております。

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