2020年以降、2022年現在も世の中に甚大な悪影響を与えている「コロナ禍」
大半の方にとって多くの影響があると思います。
大道芸人一本で生きている私にとっても、壊滅的なダメージ…
コロナ禍におけるイベント業への影響についてまとめました。
1. コロナ禍におけるイベント業の苦悩
コロナ禍による影響が出始めたのは、どの業界よりも早かったのではないかと思ってます。
まだコロナが地方まで広がりきっていない 2020年3月 の段階で
「リスクオフのためのイベント中止・キャンセル連絡」によって仕事がゼロに…
発症までのタイムラグが長いこともあり、イベントを開催すると無症状者による感染拡大の原因となってしまう。
そうなるとイベント業全体に対する風当たりが強くなるため、イベント自粛へ。
(一部の「自分さえ良ければ」という身勝手な主催者以外)
資金力の弱い中小企業にとって、どこまで生き残れるかのサバイバルが始まりました。
コロナ禍を乗り切るための融資はありますが、結局は借金。
コロナ禍が明けてもイベント需要がすぐに回復するわけではないので、結局ジリ貧。
人員整理や業態転換するイベント代理店も出てきました。
2. イベント業の本質
「非日常空間を創り出し、多くの人を集客して価値を提供する」
コロナ禍における 三密を避ける という重要ポイントから考えると相性は最悪です。
この2年間、感染予防対策の方法を試行錯誤して業界全体である程度のノウハウが貯まってきたように思います。
それでもイベントを開催しようと考える依頼主様は多くないのが現状です。
3. 飲食店への支援は手厚いが…
この2年間、緊急事態宣言やまん延防止措置などにより行政から支援金が出ることもありました。
飲食店については「時短営業をすれば、一日あたり○万円」のような手厚さ。
それに対し、その他の業種については「一律○○万円」でした。
しかも飲食業に比べると圧倒的に少ない額。
生き残りサバイバル、難易度VERY HARD。。。
4. 自粛という名の「半強制」
これは日本人の特性なのでしょうが、政府からの自粛要請が実質の「自粛強制」になっております。
状況が刻一刻と変わっていく中で、正しいビジネス判断を下していく。
難易度VERY HARD。。。(2回目)
5. 人は空気感に振り回される
日々マスコミが公表する感染者に関するデータ。
それを使い、あれこれと分析していますが…数学や統計の基本を無視したような議論が多い。
ただ、マスコミが世間の空気感に与える影響は大きいものだと改めて痛感しました。
報道の仕方ひとつで雰囲気がガラッと変わる。
これがプロパガンダというものなのですね。
まとめ:荒んだ時代にこそエンターテインメントは必要
このようにイベント業界にとってコロナ禍は厳しい影響を与え続けてます。
それでも他業種の方々と同じく、イベント業にとっても踏ん張り時です。
なぜならエンターテインメントのチカラは
「人々の心に暗い影を落としている時代にこそ必要」
アフターコロナの時代を一つでも多くの事業者が迎えられるよう、祈るばかりです。
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