【検討するだけならノーリスク】脱サラ前にすべき事前検討 14項目

脱サラの方法・注意点
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データによってバラつきはありますが、脱サラの成功率は「3~6%」と言われてます。
数字だけみると「自分にはムリだ」と思ってしまうかも知れません。

このデータの中には

・勢いで無計画な脱サラをした
・事前準備が不十分だった

などの 成功可能性が端から低かった事例 も含まれています。
綿密な起業計画を立て、実現可能性について十分に検討したうえで
実行 or 中止
の判断を下せばいいのです。

大事なのは数字に囚われることでなく、自分の持つ商品・スキルが通用するかどうかです。

今回は、それらを正しく判断するために必要な点について大切な事前検討3項目
「スキルアップ」「立ち上げ準備」「家計の把握」
について整理しました。

これらを丁寧に検討する事で 自分の脱サラ成功可能性 について知ることができるので、脱サラを考えている方は必ずやっておきましょう。

☆スキルアップ☆

1. 準備する時間を作る

サラリーマンとして日々の業務に追われていると、脱サラ検討する時間は無いと思うかもしれません。
そんなあなたが最初にすべきことは「優先順位の低い用事をあきらめる」ことです。

・趣味の時間を減らす
・飲み会に行く頻度を減らす
・仕事を早く終わらせる仕組みづくり

まずは一日のスケジュールを書き出してみましょう。
優先順位の低いものを止めるのです。
痛みを伴う作業ですが、脱サラを本気で考えているならきっとできる!

2. 自分の強み・弱みを知る

事業を成功させるには「顧客ニーズを満たす」ことが必要です。
自分の強みを活かすことができれば、ライバルに対して差別化ができます。
また、自分の弱みを知ることができれば外注化するべき項目が明確になります。

3. 副業をする

脱サラ前に経験しておいて欲しいのが
「自分の事業でお金を生み出す経験」
ここでいう副業とは、アルバイトなどの時間を切り売りするものではありません。
脱サラを検討している分野に関わる事業だと最高です。

お小遣い程度のお金でもいいんです。
脱サラ後の世界を垣間見るという経験になりますし、脱サラしようとしている分野への理解が深まります。
何より自信がつきます。
会社で働きながらの作業は大変ですが、ここは踏ん張りどき。

4. スキルを貯める

スキルを貯めるといっても、資格コレクターになってはいけません。
自分が目指す業界に活かせるスキルを増やしたり、深めたりすることが大切です。
そのためになるのであれば、ノーギャラで人の手伝いをすることもアリ。

本などでインプットすることも大切ですが、実際にアウトプットすることで理解度が圧倒的に深まります。
「生きたノウハウ」には顧客からのニーズがあり、起業後の売上アップにつながるのです。

5. 営業力の強化

どんなにいい商品であっても、営業力が弱ければ売上には繋がりません。
どの業種を目指そうが、営業スキルは必須。
脱サラ前から勉強したり、副業を通じて実践していきましょう。

☆立ち上げ準備☆

6. 情報収集・市場調査

起業したい分野についての

・顧客ニーズ
・エリア内外の同業者について
・業界全体の将来
・自分の持っているスキルに対する需要

について、できるだけ詳細に調べておきましょう。
調査の結果、起業しても売上が見込めないのであれば諦めるか別の手段を検討するなどの対策が必要です。

7. 事業立ち上げに必要な経費を洗い出す

業種によって差はありますが、起業する場合にはスタート段階で多くの経費がかかります。
脱サラしてから「こんなハズでは…」とならないように、事前に見積もっておきましょう。
脱サラ前にいくら貯金をするかの目標金額設定にも役立ちます。

8. 人脈を広げる

いくら実力があっても、それを知っている人がいなければ広めようがありません。
人脈を広げておけば起業して行き詰った時に違った視点でのアドバイスをもらえたり、協力し合って新たなものを生み出せる可能性が増えます。

自分一人だけで検討するだけでは、考えに奥行きが出ません。
夢を語り合う仲間、探しておきましょう。

9. 税金について勉強する

会社勤めをしていると「給料から引かれるお金があるなぁ」くらいの認識になりがちな税金。
自分の事業を持っている場合、税金に関する知識が無ければ痛い目に合うことも少なくありません。
併せて確定申告についても勉強しておくと安心です。

10. 事業計画・屋号を考える

個人事業主としての事業を始める場合、最寄りの税務署に「開業届」を提出する必要があります。
営む事業の内容について記入する必要があり、併せて屋号についても考えなければなりません。

屋号 … 個人事業をする上での名前のこと

屋号を決めておくと「自分の事業を持つ」という実感が生まれ、モチベーションアップに繋がります。

11. 社会的信用が必要な事をやっておく

個人事業主・フリーランスになると、サラリーマンに比べて社会的信用が低くなります。
そのため会社勤めだと当たり前にできていたことができなくなります。

・クレジットカード作成
・ローンを組む

少なくとも脱サラ直後はこれらの事ができなくなる可能性が高いです。
ローンは組めたとしても金利が割高になる傾向があります。
(私は起業して3年経った段階で、車購入時に200万円のローンが組めませんでした)

クレジットカードは事業での経費管理をしやすくするため、脱サラ前に複数枚作っておくと良いでしょう。

☆家計の把握☆

12. 貯金

脱サラする上で必要な

・開業資金
・生活防衛資金(最低でも1年分は必要)

これらを貯めておく必要があります。
事業規模が大きい場合には融資を受けるという手もありますが、実績が無いうちは断られる可能性が高いので現実的ではありません。
何より、大きな規模で事業を始めることは失敗した場合のダメージが大きくなるのでオススメできません。

脱サラを成功させると自由で幸せな日々が待っています。
そのために「今を楽しむお金」を貯金しましょう。

13. 月の生活費を把握する

脱サラ時に必要な生活防衛資金について把握するためには
「月々いくら使っているか」
を把握することは必須です。

普段何気なく使っているお金、家計簿をつけてしっかり管理しましょう。
貯金をしようと思った場合には家計簿をチェックすれば削れる項目が一目瞭然。
面倒くさがらずにやりましょう!

14. 支出を減らす

家計簿を元に、支出を減らして脱サラ資金の貯金にまわします。

・副業で得た収入
・減らした支出

この2本立てで開業資金を貯めてしまいましょう。

☆まとめ☆

開業するための準備についてまとめましたが、ご覧の通りやる事が多くて気が重くなるかもしれません。
ですが脱サラは「成功率 3~6%」の狭き門。

しっかり事前に検討して戦略を立てることで成功率を大幅に上げることができます。
準備をしっかりできていない人が多いからこそ成功率が低いと認識すべきです。

ギャンブルでの「当選確率 3~6%」
脱サラの「成功確率 3~6%」

脱サラの場合には 努力によって成功率を大きく上げることができます。
いわば、合法的な確率操作。

確率を弄ることができる上に、退職しない限り途中で止めることもできます。
自分の脱サラ成功の確率はどのくらいあるか。
一度検討してみましょう。

検討するだけなら(ほぼ)ノーリスクですよ!

管理人の自己紹介
<管理人プロフィール> 出身:鹿児島県鹿屋市,拠点:宮崎県宮崎市 某大手企業を6年で退職、プロ大道芸人として2014年から活動してます。 脱サラした経験から得た知識・ノウハウを日々ブログで発信しております。

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