「プロの大道芸人になる」この夢を叶えるため脱サラした私ですが、会社を辞めた直後に大きな問題に直面しました。
【脱サラした瞬間、夢が叶ったことになり今後やるべき事が分からなくなった】
夢の最終目的地点を プロになるスタートライン に置いてしまっていたのです。
本来スタート地点になるはずの場所がゴールになってしまった。
意外な落とし穴でした…
フリーランスとして最も頑張らないといけない最初の段階なのに、モチベーションが上がらない。
自己都合退職だったため退職金も少なかったうえに、貯金をほとんどしていない状態での脱サラだったのに。
(当たり前ですが、脱サラ前に貯金をしておくことは大事です)
この問題にどう対処したか?
Answer:自分探しの旅をしました
この回答から臭う、成功しなさそうな感じ(笑)
どんな旅をして夢を再構築したのか、まとめました。
自分探しの旅のコツ
自分探しの旅を成功させるには2つのコツがあります。
・余裕を持った旅の行程の策定
・旅先で人に話を聞く、出会いを大切にする
これら無くして自分探しはできません。
「夢がない」
「人生に迷っている」
そんな方にとって参考になれば幸いです。
旅の基本方針
大前提:夢を再構築するための旅なので、色んな方の話を聞く
これを守るため、旅の行程については
・おおまかなルート
・日数
しか決めずに、自分の直感を頼りに旅することにしました。
「宮崎県~山口県~島根県~鳥取県~香川県~岡山県~帰宅」
このルートを10日かけて巡ることに。
使用する交通手段は マイカー(高速道路禁止)
宿泊は 車中泊・ネットカフェ(お金が無いので)
ビックリするほど低予算です(笑)
萩(山口)で知った観光地の光と影
途中立ち寄った山口県萩市の武家屋敷エリア
広範囲かつ風情ある景色であり、平日にも関わらず多くの観光客で賑わっておりました。
その中の施設の方とお話をする機会を頂きました。
傍から見ると観光客いっぱいで潤っていて順風満帆!
その陰では「過疎化・空き家問題」が大きな問題となっているそうです。
いくら観光で人が多く訪れても、それが定住に繋がる事は少ないようです。
「観光資源の多さ」と「住みやすさ」は相関しない、地域振興のためには両面を磨き上げる必要があることを学びました。
この気づきを自分の夢の再構築に活かせないか?
こう考えながら旅をすれば何かを見出せそうな気がしました。
島根県に眠る観光資源
次に立ち寄った島根県。
国内の人口ランキングではおとなり鳥取県と最下位を争っております。
結果的には、この島根の事が気に入ったため最も長い日数滞在してました。
・松江城(現存天守12城)
・石見銀山(世界遺産)
・出雲大社
・仁摩サンドミュージアム
・温泉津温泉
・三瓶小豆原埋没林公園
・菅谷たたら山内
このあたりが私のお気に入り☆
今回ゆっくりとした旅程だったので魅力に気付けたけど…
「どれだけいい名所があるか」「発信力の強さ」の両方があって初めて観光客を呼び込めるのだと感じました。
こういう気づきは大切です。
ついに夢を見いだせた鳥取県
鳥取県の境港。
ここで見たものが私の夢の再構築に大きなヒントを与えてくれました。
ふらっと立ち寄った「水木しげるロード」
2014年当時は、昔ながらの古い商店街。
(先日行ったら、全体的に建物自体がキレイになってました)
その各所に沢山の 小さな妖怪の像 が等間隔に置いてありました。
お世辞にも人の多いと言えない山陰地方。
なのに歩くのも苦労するくらいの観光客が押し寄せてました。
これまで私は「観光客に来てもらうためには、相応の施設・設備が必要」
そう思ってました。
しかし、水木しげるロードで目の当たりにしたのはお世辞にもキレイとは言えない商店街が賑わう姿。
圧倒されたと同時に、私の胸に
<宮崎をパフォーマンスの面から盛り上げる地域振興に取り組みたい>
という思いが沸き上がりました。
これで私の旅の目的は達成されました!!
まとめ:自分探しの旅にとって最も大事な2つのこと
目的を達成した私は、最後に香川県丸亀市に行きゲリラ大道芸をして
「香川県民は本当に毎日うどんを食べている」という情報をもらってから帰ってきました。
(この情報、必要?笑)
自分の夢を見つける、夢を見定める事は簡単ではありません。
だからこそ、自分探しの旅はその助けになり得ます。
・余裕を持った旅の行程の策定
→ 旅先で気になったものについては予定を変更してでも行くべし
・旅先で人に話を聞く、出会いを大切にする
→ 別の地域に住んでいる人が新たな視点を与えてくれる
これらを意識しながら、ぜひ自分探しの旅をしてみてください☆
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