令和の時代、今さら個人で事業を立ち上げて成功させるなんてムリ・・・
そう思っている方もいるかも知れませんが、結論からいうと
「個人が小資本で戦って生き残ることは可能」です。
今回はそのカギを握る<マイナーな業界>の見つけ方について解説します。
ライバルが少ないマイナー業界を探そう
大資本にフリーランス・個人事業主が挑むうえでキーとなる
「マイナーな業界を探し出すこと」
誰もが「儲かりそう」と思える業界でマイナーな部分を探すのは大変です。
・誰も思いつかなかったような抜け穴
・人気のない分野
・就業人口の少ない分野
あまり注目されない分野を探し出すことができれば、生き残れる可能性が高まります。
ライバルの少ない分野で戦うことができれば、少ない労力でシェアを大きく取ることができます。
マイナーすぎるとニーズを見出しにくい
マイナーな業界でシェアを大きく取ることが、「個」で生き残る有望な方法であることは間違いありません。
しかし、マイナーすぎる場合にはニーズを生み出しづらいため収益を得にくいことを知っておきましょう。
いくらオンリーワンな技能・技術(シーズ)を持っていたとしても、生み出される商品に対するニーズが生まれなければ意味がありません。
業界全体を育てていくことも選択肢に入りますが、そのために必要な投資・時間が多ければ失敗するリスクを高めます。
仮に業界全体を育て、苦労してニーズを生み出すことができたとしても大企業が参入してしまえば一巻の終わりです。
・ニーズのある業界
・マイナーな業界
相反する2つの要素の間で、最も心地のいいバランスを見つけることが大事です。
では、実際にどういう考え方でマイナーな業界を探せばいいか具体的に見ていきましょう。
有望なマイナー業界の探し方
1. 大企業からみると魅力を感じない領域にチャンスあり(真似されない)
大前提としてマイナーな業界は
「大企業からすると魅力を感じない分野」
の中にあることが多いです。
大資本を持った会社が目を向けないからこそ、未開拓でお宝が眠っている可能性が高いのです。
その宝は、おそらく「大企業からすると魅力が無いが、個人としては十分魅力的」でしょう。
見つけた瞬間にマイナーであっても、発掘されたことにより大手に注目されてしまえばメジャーな業界へと変わる可能性大です。
もし眠っている宝が大企業から見ても魅力的であるなら、未開拓のメジャー分野である可能性があるため対策が必要です。
(特許取得など、後発で他社に参入されてもいいような対策)
2. 自分の強みを活かす
マスターすることが難しい技能を持っているのであれば、その分野に他者が入ってくるのは難しいでしょう。
その技能が求められるシーンが少なくても、ある程度のニーズが見込めるのであれば
「参入障壁が高く、参入メリットの低い有望なマイナー業界」発掘成功です。
3. メジャーな業界に関連する「スキマ」を探そう
すでに確立されているメジャーな業界をサポートできるような分野を探す。
この探し方であれば、比較的簡単でしょう。
メジャーな業界にいる大企業にとって
「コストをかけて自社でやるメリットはないけど、外注できるならお願いしたい」
こういうスキマ、案外あるので探してみましょう。
大企業からすると得られる収益は少ないけど、個人としては十分。
こういう仕事も、中長期的に生き残りやすいマイナーな業界です。
4. メジャーの中にも「マイナー」は存在する
では、メジャーな業界として確立されている分野の中でマイナーな分野を探すのは不可能なのか?
答えはもちろん「ノー」です。
顧客のターゲッティングをするうえで、コストをかける割にリターンの少ない客層が存在していないか考えてみましょう。
もしあるのであれば、「ターゲットを絞った一点突破」というマイナーな分野となります。
また、業界に存在する常識を取っ払って別の視点から業界を見渡せば、思いもよらぬマイナー分野が生まれるかも?
まとめ
人はどうしても「目立っている業界」「儲かっている業界」に目がいきがちです。
ですが、これらの業界で収益をあげるためには大資本が必要となります。
個人事業主・フリーランスにとって、それは大きなリスクです。
大企業にとってオイシイわけではないけど、個人としては旨みが十分ある。
こういう分野を見つけ出し、現代の厳しい競争社会と真っ向勝負を挑まずに低リスクで戦っていきましょう!
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