サラリーマンとして働くうえで最も気になるポイント
「月給いくらか?」
単価が変わると、最終的に稼げる金額は大きく変動するため大切なことです。
脱サラをする際にはこのマインドを変える必要があります。
「仕事をしたら、働いた時間に応じて給料が発生する」
当たり前のように聞こえますが、事業をする場合には全く当てはまらない考え方です。
どれだけ働いても、それが結果に結びつかなければタダ働きとなるのです。
(自分の中にノウハウは貯まりますが…)
脱サラをしようと思うのであれば「時間を切り売りして稼ぐ」という考え方は捨てましょう。
不安定な道であるからこそ、起業をする前に「生活防衛資金」を貯めていく必要があります。
今回は生活防衛資金の大切さについて解説します。
生活防衛資金は脱サラ前に最低1年分は確保しよう
一般的に起業をしてから収益をあげられるようになるまで「半年~1年ほど」かかると言われております。
(私も最低限食べていけるだけの収入を得るまで1年弱かかりました)
会社を辞めた時点で「給料=0円」
生活防衛資金は脱サラ前に最低1年分、できれば2年分貯めておきましょう。
脱サラを少しでも考えているのであれば、今のうちから貯金を始めるべきです。
仮に脱サラをしないという選択肢を選んだとしても、貯金があれば心の安心に繋がります。
(今の時代、何が起こるか分からないので・・・)
生活防衛資金が必要な理由について、以下で説明します。
生活防衛資金が大切な理由2選
理由1:お金の不安があると、間違った判断をしやすい
事業を営むうえで、中長期的なスパンを見据える事は重要です。
短期的には損するような事でも、長期で考えて大きなメリットが得られるのであれば実行すべき。
資金が不足気味になると、目の前の金策に走りがちになります。
見えているのは、目の前にある安易な稼ぐ手段。
その時は良くても、その時の判断が後々尾を引くことになるのです。
時には周りの信用を失うような手段で稼ごうとしてしまうかも知れません。
そうなれば関係先からの信用を失い、そう遠くない未来に廃業に追い込まれるでしょう。
「自分はそんなことしないよ」そう思うかもしれません。
ですが、資金が枯渇する恐怖は人を大きく狂わせます。
理由2:資金的な余裕があると中長期的な投資がしやすい
人は資金に余裕があれば積極的に投資を始めます。
人財育成、設備投資、自己投資などなど。
短期的にみると資金を失いますが、そのリターンは後々何倍にもなって返ってきます。
投資は資金に余裕があって初めてできる事です。
経営環境が短いスパンで変わってしまう令和の時代、未来を見据えた投資は脱サラの長期的な成長に繋がります。
※リスクなし・元本保証みたいな怪しい投資話には気を付けましょう…
まとめ
この資本主義社会で生きていくうえで、お金は非常に大切です。
お金は「自分の選択肢・可能性を広げるツール」です。
つまり、生活防衛資金を持たない脱サラは「ルールを制限して挑む上級者向けゲーム」といえます。
ちなみに私は貯金せずに脱サラしたので、大変苦労しました。
(だからこそスモールビジネスで勝負するという自分のスタイルが確立できましたが…)
この苦労を経験したくない方は、絶対に生活防衛資金を貯めながら脱サラ検討をするようにしてくださいね。
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