【人財育成】「必要性の判断基準」と「押さえておくべきポイント」

経験から学んだこと
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私には2022年現在、3人の弟子がいます。

・トコトコ☆とこなつ(2017年~)
・RYO-HEY!(2019年~)
・ツッカー(2021年~)

1人目は自分の妻です。
元々パフォーマーではなかったのですが、イチから育成しました。

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のこり2人は現在高校生
彼らが小学生のころから育成しておりました。

中長期的な視点で考えるとレベルの高いパフォーマーの仲間を増やす必要があったので、脱サラした時点で早めに人財育成に取り組みました。

今回は人財育成における「必要性の判断基準」と「押さえておくべきポイント」についてまとめました。

判断基準

判断基準1:「シェア」と「パイ」について

ビジネスにおいて売上を伸ばすための考え方として「シェア」と「パイ」、2つの考え方があります。

・シェア … 既存のマーケットにおける占有率
・ パイ  … マーケットの広さ

「シェアを上げる or パイを広げるか」
どちらを優先的に取り組むかは、各自の経営環境によって違います。

私の経営環境はライバルが少なく、需要の掘り起こしができていないエリアのため「パイを広げる」ことが最優先課題です。

・シェアを上げたい … 人財育成しない方が良い
・ パイを広げたい  … 人財育成が必要

パイを広げるためには「マーケティング」「営業」をできる人間が多い方が目的の達成速度が上がります。

判断基準2:需給バランス

ビジネスにおいては 需要と供給のバランス を常に意識しなければなりません。
私のいる宮崎では明らかな供給不足の状態。
(一定以上のクオリティという意味で)

需要を満たすことができなければ、いずれ他の何かに取って代わられます。
逆に供給過多になると単価が下がるため、人財育成において需給バランスは常に意識する必要があります。

経験者にノウハウを伝えるのは難しい

私は以前、供給不足を補うために県内の他のセミプロパフォーマーさん達に無償でノウハウを提供していた事があります。
人財をイチから育成するより、既に一定以上の技量を持っている方に教えた方が早いと思っての行動です。

結果は上手くいきませんでした。

その最大の理由は「彼らがそれを求めていない」ことです。
既に一定以上の活動をしている方は、自分の活動の方針を持っています。
「ゆるく活動したい」からアマやセミプロとして活動しているのであって、その方々にプロとしてのノウハウは不要です。

マインドが一番大事

「自分の事業を成功させたい」
個人事業主・フリーランスなら誰でも思っていることです。

ただ、どのレベルを成功とするかの判断は人それぞれ。
自分と似たマインドを持っていない方と思いを共有するのは大変です。

そこを上手く擦り合わせていくのはビジネスにおける大切なプロセスの一つですが、新たな選択肢の一つとして
「イチから育成する」というご提案をさせて頂きます。

イチから鍛えるメリット・デメリット

<メリット>

・自分と似たマインドになりやすい
・教え子は年が離れる事が多いので、幅広い年齢の仲間ができる
・自分が経験した道と同じ道を通ることになるのでアドバイスしやすい

<デメリット>

・育成に時間がかかる
・一人前になるまで続けてくれるか分からない
・中長期計画になるので、市場の変化に対応しづらい

一長一短ありますが、ご自身の経営環境によっては選択肢の一つに入れてもいいと思います。

まとめ:急がば回れの精神が大事

人財育成の必要性については「シェア」と「パイ」、「需給バランス」によって判断する必要があります。
人財確保について、既に業界にいる方と協力して進めることも大切ですが「イチから育成する」という選択肢の検討も大切。

メリット・デメリットを考えながら、より良い選択肢をして参りましょう☆

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